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子供と遊ぶだけの簡単なお仕事?

記事

保育士さんの資格の問題で、いろいろ思い出したことを書きます。

 

私の娘は1月に生まれ、わずか2か月半で保育園に通うことになりました。彼女を妊娠しているときから社会復帰を決めて、1歳のイヤイヤ期&赤ちゃん返りの長男とともに、身重の体で何件も保育園をまわりました。

 

私はその時点では、就職先は決まっているけれど、まだ働いていない状態だったので、いわゆるポイントが低く、区立の認可保育園は難しいとわかっていたので、東京都の認証保育園(いわゆる無認可保育園の中で、一定の条件をクリアすると与えられる称号)に焦点を定め、通える範囲のところを片っ端から見に行きました。

 

不安だったから。

 

自分の赤ちゃんを預かってくれるところが、どんなところなのか、自分で見て決めないと、不安で不安で、何度も、「やっぱり私が見た方がいいんじゃないか?」「でもそれが無理だから復職を決めたんじゃないか」そんな自問自答を繰り返していました。

 

その中で、「ここだ!」と決めた保育園は、見学に行ったその日のおやつが『おでん』で。(笑) とてもいい匂いがしていて、息子が「僕にも食べさせろ!」と暴れていたことを今でも思い出します。

 

無事に娘が生まれて、当時の最年少で入園しました。同じ学年にはもう動けるお友達もいたので、不思議な感じでした。担任の先生は、とても穏やかで、いつもニコニコ我が子を受け入れてくれました。心配事を探すのが難しいくらいの環境。でもやっぱり子供と離れるのは寂しくて、なのに離れるとすごく開放感もあって、そんな自分に罪悪感もあって。保育園にも先生にも全く問題が見当たらないところに預けても、これだけいろんな気持ちになるものなんだなぁと思いました。

 

そこには丸3年お世話になったので、先生たちのいろんな場面も見かけます。園児たちの生活に関わることはもちろん(それだけでもビッシリよ!!!)、保護者への丁寧な連絡帳メッセージ、季節ごとのイベントや制作や飾りつけ、体調が悪い子供のケア、子供同士のトラブル、お昼寝の合間に慌ただしく昼食を食べ、終わると会議。(休憩時間ってあるの???)クリスマスや卒園のときにはハンドベルを演奏してくれました。(一体、いつ練習してるんだよ!!!)

 

そんな激務の中で、いつでも笑って私や子供たちに毎日「おはよう」と言ってくれる先生たち。うちの園の先生たちはだいたいが働くお母さんだったので、ワーキングマザーとしては私の先輩に当たります。「大丈夫ですよ。心配しなくていいですよ。安心して出かけてください。私たちがずっとここにいますからね。いってらっしゃい!」そんな風にいつも励ましてくれて心強かったです。

 

娘の担任の先生が本当に素敵な方すぎて、「〇〇先生みたいな優しいお母さんになってあげたかったです」と弱音を吐いたら、「やっだー!自分の子にこんなに優しく接するなんて無理ですよ~。家では普通に鬼ババです。お金をいただくお仕事だから、そうしてるだけですよ?やっぱりね、全然違うことなんで」と話していらっしゃった。プロってこういうことかと。

 

私も子供を産むまでは、「保育士さんって楽そうな仕事!」と思っていました。でも、今は、「子供と遊ぶだけでいいんでしょ」って思う人に言いたい。子供と遊ぶって、すごい大変!!!!!ケガしないように、飽きないように、逃亡しないように(うちは息子が公園の外に出ちゃう子だったので大変にご迷惑をおかけしたはず)。更にそこに他の業務も乗っかってくるわけで。

 

せんせーせんせーせんせーせんせーせんせーねーねーねーねー

 

ってずっと呼ばれながらお仕事。(聖徳太子!?)子供が可愛いから♡ってだけで続けられるものではないですよ。立派なお仕事です。私は大切な子供たちを一緒に育ててもらえた。辛かった育児を助けてもらった。もう本当に頭が上がりません。

 

ちなみにそちらの園でも無資格のスタッフさんはいらっしゃいましたし、大変お世話になったし、有資格の方と変わらぬ感謝しかありませんが、業務内容に関してはきっちり線引きされていましたね。だから、そういう面での不安は全くありませんでした。

 

今回の政策に関しては、特にここでは何も書きません。ただ私は、保育園に子供を預けたことがある母親の一人として、安心して利用できる保育園の存在がどれほど私たち家族を救ってきたかを伝えたくて、久しぶりに記事を書きました。

 

うちの娘は今でも、「妹ちゃんは、ママと、〇〇先生のおっぱいを飲んで大きくなったんだよね!」と昔の記憶を振り返ります。(ちょっと語弊がありますが!笑)子供たちが大好きだった場所、守ってくれた先生たち。私は一生、このご恩を忘れることはありません。

 

言いたいことは、いろいろあるけれど、、、

 

育児を取り巻く環境が、少しずつでも、良い方向へ向かいますように。